“航空業界初”整備士と技術スタッフに「パワーナップ※1」を導入

- ●航空業界初・整備士と技術スタッフに対して“パワーナップ(積極的仮眠)”を導入
- ●パワーナップ促進のため、トヨタ自動車社製ANAオリジナルデザインの“TOTONE※2”を設置
- ●航空機の安全の更なる向上につながるだけではなく、整備士や技術スタッフが安心して働くことができる環境の構築、働き方を大きく変えるきっかけとなることを期待しています
- ※1:社会心理学者ジェームス・マース氏が提唱した「積極的仮眠」のことで、脳疲労の回復が仕事のパフォーマンス向上をもたらすとされており、現在、世界的に推奨されています。
- ※2:TOYOTA自動車が培ってきた空間設計技術やシート設計技術、居眠り運転防止技術を応用した様々な”眠りをサポートする機能”を搭載したシート
ANAは、ANAグループの整備士と技術スタッフに対し、航空業界として初となる「パワーナップ※1」を導入し、その効果を創出可能なトヨタ自動車社製の「TOTONE」を活用します。航空機の安全を支える整備士や技術スタッフの業務は、常に高い集中力を必要とします。整備士や技術スタッフが作り上げる安全、そして従業員自身の安全に対して、これまでは規程/基準の準備や教育訓練、チェックリストの活用といった業務そのものに着目した取り組みが中心でした。今後は人間の生理的側面に組織的にも着目し、パワーナップを導入することで、航空機の安全の更なる向上につながるだけではなく、整備士や技術スタッフが安心して働くことができる環境の構築、働き方を大きく変えるきっかけとなることを期待しています。
なお、ANAはTOTONEを通じて世の中の多くの方々にパワーナップの効果を感じていただけるよう、トヨタ自動車(株)にTOTONEの研究開発施設として指定いただきました。使用状況のデータ提供や使用者からの改善要望等のフィードバック、試作段階の製品の試験的運用を行うなど、製品自体の成長にも積極的に貢献してまいります。ANAは従業員の健康増進と業務の生産性向上をはかり、更なる安全を追求いたします。
以上
- 報道機関からのお問い合わせ先:
ANA広報部 03-6735-1111
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